口を噤んで、手梳く背に。 弛んだ陽の暮ればかり。あのささやかなしわぶきが。 上方が手折れてしだかれる、あやす手の結び目。 まみ向け花薔薇の連。豆を噛むひとよ。 とても些細な鳥をあつらえ、恥らいは舌先で垂れる。
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